ジュベルック×スキンボトックス
ジュベルックとは
ジュベルック(Juvelook)注射とは、「ポリ乳酸(PDLLA:Poly-DL-lactic acid)」と非架橋ヒアルロン酸製剤を混ぜて使用する次世代型の注入剤です。
ポリ乳酸を取り込む免疫反応により深部皮膚の真皮に存在する繊維芽細胞からのコラーゲン産生が促されることからコラーゲンブースターとして作用します。コラーゲン産生が促されることでお肌のハリツヤを改善し、毛穴、小ジワといった肌の悩みやニキビ跡や傷跡のへこみにも効果があります。
ジュベルックのポリ乳酸はトウモロコシ、ジャガイモなどのでんぷんから抽出した成分から作られており、米国FDAと韓国KFDAでは承認された薬剤です。ポリ乳酸自体は、手術用縫合糸等の医療素材に幅広く使用されている素材で、安全性が高い成分としても注目されています。注入後は1〜2年ほどで水と二酸化炭素に分解されるため、体内に残る心配もありません。
*深いニキビ痕や傷痕のへこみには3回〜5回ほどのジュベルック注入治療が必要です。
ボトックスとは
ボトックスはボツリヌス菌から作られるボツリヌス毒素を用いた治療です。
筋肉に注射することで筋の働きを阻害し、表情ジワを抑制したり、顔の輪郭やバランスを整える効果があります。また、皮膚への注入(スキンマイクロボトックス)をおこなうことで皮脂抑制効果、毛穴引き締め効果、発汗抑制効果などがあります。
当院では、ジュベルックと混合するボトックスとしてコアトックス(CORETOX®)を採用しております。アラガン社のボトックス®と同じ菌株から作られた製剤で、アレルギー反応や耐性(ボトックスを打ち続けると効果が落ちる現象)が生じにくく安全性の高い製品です。
ジュベルック×ボトックスについて
ジュベルックとボトックスを混ぜて皮膚に注入することで、ジュベルックによるコラーゲン産生促進効果に加えて、ボトックスによる毛穴引き締め、皮脂・汗の抑制する効果があります。
ハリ・ツヤ美肌を目指したい方におすすめです。
このような方におすすめ
・お肌のハリ・ツヤを改善したい
・肌質を改善したい
・毛穴、小ジワを改善したい
・ニキビ跡のへこみを改善したい
・皮脂や汗を減らしたい
施術料金について
施術内容 | 1回料金 (税込み) |
---|---|
ジュベルック×スキンボトックス 全顔 or 首 のどちらか | 94,000円 |
ジュベルック×スキンボトックス 全顔+首 (両方) | 160,000円 |
ジュベルックのみ 全顔 or 首 のどちらか | 77,000円 |
ジュベルックのみ 全顔+首 (両方) | 134,000円 |
*医師の手打ちによる皮膚への注入治療となります。
*料金には麻酔クリーム、穿刺針代をすべて含みます。
起こり得る合併症について
【ジュベルック】
・針の刺入刺激に伴う湿疹反応、皮下出血、にきび様の腫れ
・注入部位には12〜24時間程度ぼこつきが残ります。
・針や薬剤に対する免疫反応により一時的な腫れや赤み、痛みを感じることがあります。
・まれにアレルギー反応を生じる場合があります。
・肌の過剰な盛り上がりが生じる可能性があります。
・感染症を生じると膿、赤み、腫れ、痛みが生じることがあります
【ボトックス】
・表情筋が一部動かしづらくなることで生じる症状(例:まぶたが重い、目が開きづらいなど)が生じることがあります。
・脱力感、筋力低下、めまい、視力低下が現れることがあります。
・妊娠の可能性のある方、妊娠中、授乳中の方は治療を受けられません。
また、ボトックスの最終投与後に2回の月経を経るまで必ず避妊するようにしてください。
・男性は、ボトックスの投与中および最終投与後の少なくとも3ヵ月は避妊するようにしてください。
施術を受けることができない場合
・妊娠中または授乳中の方、これから妊娠を予定されている方
・重度のアレルギー体質の方
・出血性疾患や自己免疫疾患、重度の糖尿病をお持ちの方
・施術部位に創傷、重篤な皮膚疾患および感染症がある方
・施術部位に感染症や皮膚疾患がある方
・血液凝固障害のある方
・ジュベルックやボトックスを以前に使用し、発疹などのアレルギーを経験したことがある方、重度のアレルギー体質の方(アナフィラキシー症状、重症の喘息、アトピー性皮膚炎など重度の筋力低下のある方、全身性の筋肉の病気の方(重症筋無力症、ランバード・イートン症候群、筋萎縮性側索硬化症の方)
・他の医療施設でボトックスの投与を受けている方(投与量や最終投与からの期間によります)
・緑内障をお持ちの方
・抗生物質、パーキンソン病の治療薬、筋弛緩薬、精神安定剤等の投与を受けている方
施術後の注意事項
・施術後2週間程度、高濃度のレチノール、ケミカルピーリング、レーザー治療、レーザー脱毛、HIFU、ニードル治療などの皮膚に大きな負担のかかるスキンケアや施術はお控えください。
・体質・現在の症状・施術部位・皮膚の状態・ケアの状態などにより効果には個人差があります。
・妊娠をお考えの場合、ボトックスの最終投与日から2ヶ月以上あけてください。
・献血を行う場合も同様にボトックスの最終投与日から2ヶ月以上あけてください。
治療の流れ
・全顔での注射の場合、洗顔、クレンジング後に注射部位に麻酔クリームを塗布します(25分程度)
*局所治療の場合、麻酔クリームはありません。
・ジュベルック、ボトックスを注入します。
・施術直後は注入部位にぼこつきが必ず残ります。
(12-24時間後に自然に消退します。)
・スキンケアを行いご帰宅いただけます。