蜂窩織炎とは

ほうかしきえんとは
下腿蜂窩織炎の臨床写真

蜂窩織炎(ほうかしきえん)とは皮下組織、皮下脂肪で細菌が増殖して起こる急性感染症です。

皮膚に傷がある方、免疫力が低下している方に起こりやすい病気です。

水虫でできた皮膚のめくれから蜂窩織炎が生じることもあります。

動物に噛まれた部位に蜂窩織炎を発症することもあります。

感染を起こしている皮膚には感染の徴候である発赤(ほっせき)、腫脹(しゅちょう)、圧痛(あっつう)、熱感(ねっかん)を生じ、全身の発熱、倦怠感をともなうことあります。

放置すると細菌が増殖し、血液を介して全身に細菌が広がって重症化することがあるため注意が必要です。

局所の症状と血液検査、細菌検査などを踏まえて診断します。

治療には抗菌薬を用います。

治療

抗菌薬の内服、点滴治療を行います。

安静にしましょう。
足を挙げて横になると腫れの引きが早くなります。

赤く腫れた部位を冷やすことも有効です。

傷がある場合、傷の洗浄、外用治療を行います。

その他の注意点

糖尿病の方は免疫力が低下しているため、水虫になりやすく、蜂窩織炎も生じやすいです。

糖尿病の方は蜂窩織炎を生じると重症化しやすいので日頃からフットケアを心がけることが大切です。

その他の免疫が低下するご病気をお持ちの方や免疫を抑制する薬を投与されている方重症化するリスクが高いので注意が必要です。

耐性菌が感染すると、内服薬では治療が難しく、総合病院に入院して点滴治療を行う必要があります

症状が強く重症化のリスクが高い場合、総合病院に紹介いたします。