皮膚超音波検査
皮下のしこりの正体がわかる
超音波検査機器 Vscan air
当院では、GE社のVscan airという超音波検査機器を導入しております。
小型軽量で、iPhoneなどの端末に接続して検査を行います。
超音波検査の際はジェルを塗る必要がありますが、検査にともなう痛みはありません。
超音波検査でわかること
皮膚の下にできものやしこりがある場合、どのような病変があるか表面から判断することが難しいです。
超音波検査を行うことで、皮下の病変が何か調べることができます、
また、血流の程度を同時に測定することで、腫瘍性の病変なのか、膿やのう腫(袋状の病変)なのかを区別することができるため診断に役立ちます。
腫瘍を切除する場合、外来手術の際に腫瘍の広がりや深さを知る上でも大切な検査になります。
*腫瘍かどうかの判断をすることはできますが、どのような腫瘍か確定することは難しいことも多いです。
*良性か悪性かを完全に区別することはできません。
*必要時には、皮膚生検(皮膚を採取し顕微鏡で診断をつける検査)や総合病院での詳しい画像検査(CTやMRI検査)をおすすめする場合があります。
このような方に検査をおすすめします
・以前から皮下にしこりがあり、しこりが何か知りたい。
・急に膨れてきた部位があり原因を知りたい。
・ケガをした後、皮下に異物が残っていないか知りたい。
・病変の範囲や深さを知りたい。
検査料と結果説明までの期間
超音波検査は保険が適用となります。
検査料は、3割負担の方で1,050円(超音波のみ)、もしくは、1,500円(超音波+血流を評価した場合)のご負担となります。
検査時にその場で結果をお伝えします。
- Q超音波検査は保険適用の検査ですか?
- Q誰でも検査できますか?
- Q予約は必要ですか?